【FAセンサ用語】オープンコレクタとは

トランジスタ出力回路で、トランジスタのコレクタを、そのまま出力端子としている回路のことです。

負荷が何Vの電源に接続されているかとは無関係に、負荷電流をON/OFFできます。
(定格電圧以内のこと)

NPNトランジスタ出力(オープンコレクタ)

NPNトランジスタを使用した回路は、負荷電流を吸い込む(シンク)ので、GNDよりも電位の高い電源とコレクタの間に負荷を接続します。

  • 一般的なトランジスタで、シーケンサやCNCに直接つなぐことができます。
  • 日本やアメリカでは主流の、電流を吸い込むタイプです。(シンク)

PNPトランジスタ出力(オープンコレクタ)

PNPトランジスタを使用した回路は、負荷電流を吐き出す(ソース)ので、回路のGNDとコレクタの間に負荷を接続します。

  • 主にヨーロッパ等の海外へ輸出される機器に組み込まれています。
  • 電流を吐き出すタイプです。(ソース)