【Made in JAPAN センサー物語】0.002mm密着確認エアセンサー

自動車のエンジンや、アクチュエーターなどの金属部品を切削する『CNC工作機械』

日本のモノづくりを代表する「自動車」の精密部品には、この『CNC工作機械』による切削加工が不可欠ですが、そこには、精密加工を陰で支えるメトロールの技術があります。

精密な切削加工には、加工金属の正確なチャック(固定)が不可欠。

しかし、工作機械の機内は、金属の削りクズが飛び散る悪環境… 加工金属とチャックとの間に「金属の削りクズ」を挟み込んでしまい、CADで指定した寸法通りに加工できず、不良品を出してしまう事がありました。

そこで活躍しているのが、メトロールの『エアマイクロスイッチ』です。

エア(空気の圧力変化)による位置決めで、加工金属と、チャックとの間にできた、僅かな『スキマ』を検出。
削りクズの挟み込みを加工前に検知する事で、加工不良品の切削を未然に防止する事ができました。

その『スキマ』僅か、0.002mm!

髪の毛の1/50もの僅かなスキマを検知する事で、日本の高性能「自動車」のモノづくりを、陰で支えています。