〔北京 CIMT2017〕中国版LINEでQRが大流行!?電子マネーの未来を見た!
2017年4月、北京で開催されたCIMT2017に出展しました。
CIMTは、JIMTOFに並ぶ世界4大工作機械展示会の1つ。
東京ドーム3個分の会場に28カ国1600以上の企業が出展し、
世界中から32万人のエンジニアが集まる大盛り上がりを見せました!
会場で、日本の展示会ではあまり見かけない、
中国独自の流行を発見!現地レポートをお届けします。
目次
会場にQRコードが大量出現!?
会場を一通り回ると、
工作機械やブースの窓口など至る所で、QRコードを発見!
ブースの玄関でも。
看板でも。産業ロボットの手前でも。
どこもかしこもQRコードだらけ。
「なんでこんなに使われているのだろう?」
気になってスマホでQRコードをスキャンすると、
Wechatというアプリが出てきました。
Wechatとは、
中国で、大流行しているチャットアプリ。
世界で8億人のユーザーが利用中。
チャットの他にも、
ツイッターのように好きなアカウントをフォローして情報の取得や
Wechat上でネットショッピングができるなど、多機能でとても便利!
大流行中のWechatを使い、
少しでも多くお客さんとの接点を増やす!
そんな思惑から、多くの企業がWechatのQRコードを目立つところに載せていました。
日本で発明されたQRコードが、こんな形で中国での市民権を得るとは!?
誰が想像したでしょうか。
日本よりもずっと流行していてびっくりしました^_^;
Wechatキャンペーンを実施!
メトロールもWechatの流行にあやかりたい!
Wechatページをフォローいただいた方に、
抽選2名に魔法瓶、先着200名にフリクションボールペンをプレゼントしました。
日本で大ヒットしたフリクションボールペンなら
中国でも評判のハズ!
しかし、お渡ししても、なんだかそこまで嬉しそうではない・・・?
もしかして、ただのボールペンだと思われているのかも。
渡す前に、書いて消して見せると、
「おー!すごいじゃん!」と喜んでくれました^ ^
おかげさまで、Wechatのフォローワーも500名を突破!
フォローいただき、本当にありがとうございました。
展示会の外でもWechatを発見!1円単位で決済できる!
展示会場の近くの「真功夫」という中華丼のファストフード店に行くと、
ここでもWechatを発見!
「微信支付(Wechat Payment)」というロゴがあるお店なら、
Wechatの電子決済機能を使い、支払いができます。
スマホにQRコードを表示して、
バーコードリーダーにかざすだけで、
1円単位で簡単に決済ができ、とても簡単!
便利で対応店舗も多く、
財布を持ち歩かない人が増えています!
日本よりも中国の方がずっと電子マネー化が進んでいることから、
他にも独自の発展を遂げそうです。
今後も中国の流行を見逃せません!
次回のCIMTでは、
Wechatの電子決済機能でその場で気になった製品が買える!
というブースも出現するでしょう。