小さなメトロールの、大胆な仕組み2〜組織編〜
メトロールが、クリエイティブな発想の原動力として大事にしているもの。
それは、社員の「自主性」と「コミュニケーション」。
それを邪魔するものはすべて取り払ってしまえ!
他の企業ではありえない「え?」と思わず耳を疑う、
組織にまつわるメトロールのしくみを紹介します (^O^)/
《その2》社長室も、壁もない
《その3》社員用クレジットカードがある
《その4》社内メール、CC メールは禁止
《その5》社内ブログがあるから時は金になる!
《その6》70%失敗OK の社風
目次
《その1》間接部門がない
一般企業にはあって当たり前の人事部、総務部、経理部。
メトロールには、経理担当者が1名いるだけで、
あとは開発、製造、マーケティングといった付加価値を生む直接部門があるのみ。
「管理部門が肥大化するとカネを生まない余計な仕事や規則が増えるばかり。
社員の創造性を発揮できなくなる」
それを防ぐため、間接業務は、役員や外部の専門家に任せたり、
社員が本業の仕事以外に少しずつシェアしています。
例えば、新卒採用といった季節業務は、各部門からメンバーを選出。
プロジェクト制で運営します。
《その2》社長室も、壁もない
オフィスや工場には極力、固定のパーテーションを設けません。
メトロールの玄関を入ると、パーっと一望できる平面ワンフロア。
見るからに風通しの良さそうな職場です♪
仕切りがあるのはトイレと更衣室と応接室だけ。なんと社長室もありません!
社長のデスクは社員と同じオフィスの一角にあり、窓際の立ち机で仕事をしています(笑)。
壁の代わりにオフィスの至るところに設けられたフリースペースで、飲み放題のコーヒーを片手に社員同士が議論の花を咲かせている、メトロールではよくある光景です。
《その3》社員用クレジットカードがある
営業社員には、会社名義のクレジットカードを持たせています。
例えば、海外出張先でのホテル・航空券の手配、現地での飲食を含む諸経費など、いちいち上司の決裁を仰がずクレジットカードを使えます。
また国内の交通費精算などは、エクスプレスカードやSuica に社内でチャージ。
社員個人の自立性を重んじ、社員を信じているからこそできることなのです。
これまでの経費の精算は、現金&紙ベースで経理担当者が仕分けし、1ヶ月単位でバッチ処理していましたが、
電子マネーでクラウド精算を導入することで、リアルタイムで自動処理できるように。
1/4の工数で経理専任者がとうとう居なくなりましたσ^_^;
このように付加価値の低い仕事は徹底的になくします。
《その4》社内メール、CC メールは禁止
資料を送るようなメールのやり取りは良いとしても、
相談事は必ずフェイスto フェイスで行うように徹底しています。
対人間は文字情報だけでは伝わらない真実が表情や動きに表れます。
当事者同士が顔をつき合わせてしっかりコミュニケーションを取ることで、
新しいアイディアの化学反応、イノベーションが生まれてくると考えるからです。
「コーヒー飲みながらでもいいから、打ち合わせは、キチンと顔を付き合わせて話すこと」by 松橋社長。
《その5》社内ブログがあるから時は金になる!
営業日報の代わりに、会社の外で起きていることは、良い話も悪い話も社内ブログで共有します。
中国、台湾の販売拠点のスタッフも含め全社員がリアルタイムに情報を発信し、全社員が共有しているので、
当社では情報共有のための無駄な会議がありません。
会議での議論は本質的なことのみに集中し、必ず結論を出します。
社員は朝出社したら、まずは社内ブログをチェック!
ブログの情報にもとづき、上司からの指示を待つまでもなく自律的に動き始めることができます。
《その6》70%失敗OK の社風
自分で考え、良いと思うことはどんどんチャレンジ!
そうした主体的な姿勢が社員に求められます。
仕事には失敗のリスクが必ずつきまとうもの。
あのイチローだって3割しかヒットにできないのですから。
結果の責任は会社が負う!
失敗を怖れていては経験値も上がりません。
課題に対して当事者意識を持って真剣に取り組めば、ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる!
そんな失敗続きの若いあなたでも勝利の女神は時に微笑んでくれるものです。
さあ、新しいことにチャレンジ!
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