2020年度NEDOに採択。「NC平面研削盤の完全自動化」の開発が始まります。
メトロールは2020年度 NEDO「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」に採択され、約6700万円の助成対象事業者に決定致しました。
本助成金は、当社が主務となって業界トップの株式会社岡本工作機械と共同で「完全自動化の平面研削盤」の開発を行うための研究開発費用に活用致します。
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目次
NEDOに採択された助成事業の概要
採択された研究テーマ
【NC平面研削盤における研削加工の自動化技術の開発】
研究テーマ概要
①砥石位置決めセンサ、②IoT化による予防保守技術、③自動連続加工での加工寸法安定性に優れたシステム、
及び④これらの統合技術を研削加工自動化技術として提案する
要約すると、メトロールのエアマイクロセンサを岡本工作機械のNC平面研削盤に搭載し、従来作業者が手作業・目視で行っていた、加工開始点(回転砥石と工作物)の位置合わせを自動化する技術の確立を目指す、という取り組みになります。
この技術の確立により以下のような課題解決を目標としています。
- NC研削盤の完全自動化・無人化の実現
- 作業者の熟練度による寸法バラつき
- 作業者による生産効率の差
- 危険な工程の無人化により作業者の安全性向上
- 熟練作業者不足による育成コスト
- エアカット時間、ドレッシング量の削減
本研究は、研削盤メーカー最大手の1つである株式会社岡本工作機械製作所との共同研究のプロジェクトとなります。
自動化に関するご紹介動画
NEDOとは?
NEDOは経済産業省の行政の一翼を担う「エネルギー・地球環境問題の解決」「産業技術力の強化」の2つのミッションに取り組む国立研究開発法人です。1980年に誕生、2020年度で職員数は1095名の大規模な国営機関です。
今回採用された共同研究は、NEDOのこうしたコンセプトのもと採択され、開発費用の一部を助成頂いています。
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