【FAセンサ用語】スキップ信号とは
装置において残りの軸移動を中止し、次のプログラムを実行させる信号のこと。
センサを使用をしたワークの
- 心出しや測定
- 工具長測定
などで使用される装置側に送る信号です。
スキップ信号が出力された時点で軸の移動が停止し、終点座標に到達していない状態で次のプログラム(ブロック)に移るのでセンサが衝突したり、センサ自体のワークへの衝突を回避することができます。
デメリットとしては、機械振動でもセンサが反応してしまう可能性があるため、プリトラベルを設けるなど状況に応じて対策が必要です。
タッチプローブは作業の効率化を実現する機上測定用の接触式センサです。
ワークの原点出しや寸法を高速かつ高精度で自動計測。主に工作機械やロボットで段取り時間の削減、加工不良の防止、サイクルタイム向上します。
ツールセッターは切削工具やノズルの位置決めに使用されるON/OFFの高精度タッチセンサです。
ツールの状態(長さ・欠損)を自動計測し、手作業の段取り作業・加工不良を削減。生産性向上を実現します。