メトロールが 令和7年度 知財功労賞として 特許庁長官表彰を拝受しました!

この度メトロールは、令和7年度 知財功労賞として特許庁長官表彰を受け、知的財産権制度活用優良企業に選ばれました
2025年4月18日「発明の日」、東京都内で授賞式が執り行われました。

『発明の日』とは?
1885年(明治18年)4月18日、日本の産業の発展の基礎となった専売特許条例(現在の特許法)が公布された日。 
▲受賞者の皆様

『知財功労賞 特許庁長官表彰』とは?

経済産業省 特許庁では、知的財産権制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として経済産業大臣表彰及び特許庁長官表彰を行っています。 

経済産業省 特許庁

今年は、産業財産権制度140周年記念の節目の年ということで、授賞式には石破総理も駆けつけてくださり、例年以上に厳かな雰囲気の式典となりました。

▲特許庁長官(左)より賞状を受け取るメトロール松橋卓司代表取締役
▲特許庁長官(左)メトロール 松橋卓司代表取締役 (右)

メトロールが知財功労賞に選ばれた理由

弊社は、過去に特許未取得により経営危機に陥った経験を教訓に、 知財取得を経営戦略ととらえて、 コピー品の排除やブランド力強化に取り組んでいます。 今回の選考にあたり、 メトロールが権利化の対象を「製品本体」の構成から「利用技術」にまで広げている点や、「研削盤の自動化」など将来を見越した戦略を立てている点を高く評価していただきました。
以下、公式発表による受賞のポイント(抜粋)です。

受賞のポイント①

基幹製品など重要性の高いものを特許権、意匠権等で多面的に保護。生産技術のノウハウも組み合わせ、ニッチな市場で自社製品を防衛。このような戦略により、同社のツールセッタは74ヵ国、7000社以上に導入され、世界市場のトップシェアを獲得している。

受賞のポイント②

(製品の)利用方法を想定し、利用技術に踏み込んで権利化することで、その利用技術が標準的に装備され、自社製品が標準技術として業界に広まることを狙う

受賞のポイント③

独自開発の「エアマイクロセンサ」を活用した自動化研削盤について、国際特許出願を行った上で、顧客である大手研削盤メーカーと共同でJSA規格化。将来的には、同技術を国際標準化することで、「エアマイクロセンサ」をコアとして、世界の研削盤市場のゲームチェンジャーとなる自動化研削盤の事業における主導権獲得を目指す。

※詳細はこちら 特許庁HP

メトロールより受賞のご挨拶

この度は知財功労賞 特許庁長官賞を賜り大変光栄に存じます。

当社センサで研削盤の機内計測・自動化技術の特許とJSAの認定を取得でき、現在日本の主要メーカーに当社センサが採用され、研削盤の自動化に貢献。今後も世界を視野に入れ特許・標準化の取得に注力してまいる所存です。
最後に、JSAの認定取得にあたり日本知財標準化事務所の斎藤所長にご指導をいただきました事、この場を借りて厚く御礼申し上げます。   (株式会社メトロール 松橋卓司 代表取締役)


改めまして、弊社を推薦していただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。
今回の受賞に恥じないよう、メトロールは引き続き、社会に役立つ独自の製品/技術の研究開発に精一杯励んで参ります。

特許取得の「エアマイクロセンサ」開発担当者とともに。

おまけ: 式典会場で、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」に遭遇! 思いがけず大人気!話題の人と写真撮影が叶い満面の笑みの代表でした。

ミャクミャク東京に出没。

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