特長
工作機械に測定機能をインストール
コンタクトがワークに接触した瞬間に動作し、繰返し精度1μmの高精度な位置検出が可能。
NC研削盤やCNC自動旋盤など高精度な加工機に搭載することで簡易的な3次元測定機のような役割を果たします。
人手によるワーク測定のバラつきを無くし、検査に伴う移動やワークのセッティングなどの段取りを削減しコストダウンを実現します。
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工作機械用として最小径クラス
最小径φ17.8mm~の小型サイズで、旋盤などのミーリングホルダに本体部がぴったり収まる設計です。
スペースの狭い、研削盤やCNC旋盤で搭載しても他の工具に干渉せず使用できます。
※画像では本体部をクランプし、イモネジで側面を固定して取り付けています。
水やクーラント、粉塵に強い保護等級IP68
切削環境下で使用されることを前提とし、300時間以上にわたる工作機械内での高圧クーラント耐久試験をクリアした保護等級IP68仕様。
クーラントや切粉が飛び散る工作機械内で使用しても高い繰返し精度を発揮します。
豊富なカスタマイズオプション
お客様のご使用環境に応じて、様々なカスタマイズのご用意があります。
スタイラスのカスタマイズ、フランジなどの取付、コネクタタイプ、ワイヤレス方式、NO/NCの測定信号出力、コード長など選択可能。
特殊な取付環境の場合はご相談下さい。
原理構造
スタイラス先端のコンタクトをワークやテーブルに当てることで、高精度のON/OFF信号を出力し、NC・PC装置に入力する事が可能。
可動部が3点の接点を支点としてスイングします。接点が支点の役割を果たしているため、いずれかの支点が離れることで瞬時ON・OFF信号が出力されます。
※接点保護のため、測定時のみ通電することを推奨。
(※検出方向による接触力の変化がある。検出方向によって接触力が変わると、真円形状を計測した時に真円とならないため(ロービング現象)この特性を考慮する必要がある。)