クーラントが飛び散る悪環境下で、自動車部品の浮き上がりを確実に検出
自動車業界
大手自動車メーカー向けに、ステアリング部品を製造している自動車部品メーカー様です。
生産技術のご担当者様より、タッピングセンタ内の悪環境下での、治具とワークの「着座確認」について、ご相談頂きました。
目次
お客様の課題
タッピングセンタで自動車用ステアリング部品を加工する際、
1パレットにつき、4つのワークをセットするのですが、
「治具」と「ワーク」の間に、切粉を挟み込んでしまい、お困りでした。
切粉による30μmの浮き上がりを検出したいのですが、
従来の「エアギャップセンサ」は、加工中の切粉や、クーラントの浸入により、破損してしまい、
センサ本体を機内に設置することができません。
工作機械の悪環境下でも機内設置できる 「エアギャップセンサ」をお探しのところ、
当社のホームページをご覧いただき、お問い合わせをいただきました。
課題のポイント
クーラントの飛び散る工作機械の悪環境下で、1パレット4ワークの30μmの浮き上がりを、確実に検出したい。
メトロールのご提案
メトロールの「エアマイクロセンサ」は、IP67の保護構造。
切粉やクーラントが飛び散る工作機械の悪環境にも強く、機内設置が可能。
1パレット4ワークの、切粉による30μmの浮き上がりを、
±0.5μm繰返し精度で確実に検出することができます。
採用結果
工作機械の悪環境下で、1パレット4ワークの、切粉による30μmの浮き上がりを、確実に検出。
担当者のコメント
今回ご紹介した『エアマイクロセンサ』は、IP67の保護構造で、工作機械機内の悪環境下にも設置することができ、加工中の切粉やクーラントの影響を受けずに、精密な着座・密着確認をすることができます。
悪環境下でのワークの着座・密着確認でお困りのお客様は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
本事例でご紹介した製品はこちら
エアマイクロセンサ〈ショートレンジ形〉
IP67保護構造!!
切粉やクーラントが飛び散るCNC工作機械内での、超精密加工が実現。