内面研削盤のワーク着座不良の検出で、 L寸不良の発生を未然に防止
工作機械業界
CNC内面研削盤を製造している、工作機械メーカー様です。
設計開発のご担当者様より、CNC内面研削盤の、治具とワークの「密着確認」について、ご相談頂きました。
目次
お客様の課題
内面研削盤で自動車部品を研削加工する際、L寸不良が発生し、お困りでした。
ワークの着座確認を、目視で行っており、ワークが浮いたまま加工工程に進むのが原因です。
「10μm以内の、治具とワークの『着座確認』ができ、L寸不良の発生を未然に防ぎたい…」
というユーザーのシビアな要望に応えられるセンサをお探しのところ、
当社のホームページをご覧いただき、お問い合わせをいただきました。
課題のポイント
目視による「着座確認」で、L寸不良が発生。
メトロールのご提案
加工不良の防止には、ワーク加工前の確実な着座確認が欠かせません。
メトロールの『エアマイクロセンサ <ショートレンジ形>』は、
治具とワークの10μmの僅かなスキマを、±0.5μm繰返し精度で確実に検出。
機械を自動でストップし、L寸不良の発生を未然に防ぎます。
採用結果
±0.5μm繰返し精度による「密着確認」で、L寸不良の発生を未然に防止
担当者のコメント
今回紹介した「エアマイクロセンサ」は、高い精度と信頼性が評価され、
『日経ものづくり』のメイン特集「検査工程はどこまで減らせるか?!」に、
“検査工程を削減する”最新事例として、3ページにわたり紹介いただきました。
▼実際の記事はこちら(PDFが開きます)
http://www.metrol.co.jp/wp-content/uploads/2017/09/20170927_nkmono.pdf
「造ったモノを、良品か?不良品か?」検査するのではなく、製造工程の中に、
センサを使って、不良品を造らない「仕組み」を取り入れることが大切です。
加工不良の発生でお困りのお客様、ぜひお気軽にお問い合わせください。
本事例でご紹介した製品はこちら
エアマイクロセンサ〈ショートレンジ形〉
±0.5µm繰返し精度!
治具とワークの精密着座確認で、CNC工作機械の超精密加工が実現。