0.5mmの微小動作の安定検出が実現
輸送機器業界
大手搬送装置用のディスクブレーキを製造している、制動機メーカー様です。
設計部門のご担当者様より、ブレーキパッドの「開閉確認」に使用しているスイッチについて、ご相談をいただきました。
目次
お客様の課題
ディスクブレーキの開閉確認に、「リミットスイッチ」を使用されていましたが、ブレーキパッドの "0.5mmの微小動作" を、安定して検出することができずお困りでした。
ブレーキパッドの僅かな動きを検出するために、稼働部に『拡大機構』を設け、微小動作をテコの原理で拡大し検出していましたが、取付メンテナンスや拡大機構の消耗が、事故の原因にも繋がりかねません。
機械要素技術展にご来場頂いたのをきっかけに、当社の「精密位置決めスイッチ」にお問い合わせを頂きました。
課題のポイント
0.5mmの微小動作を安定して検出したい
拡大機構は安全性が低いため、設置できない
メトロールのご提案
従来「リミットスイッチ」は板バネ式によるスナップアクション機構のため、『応差』と呼ばれる、ONとOFFの間に生じる不感帯があり、微小動作を検出することができません。
メトロールの「精密位置決めスイッチ」は、精密機械によるプランジャー式のため、『応差』がなく、 "0.5mm以下の微小動作" も安定して検出することが可能です。
また、ブレーキパッドにスイッチを直接当ててることで、『拡大機構』が不要になり、メンテナンス性と安全性が飛躍的に向上します。
採用結果
0.5mm以下の微小動作を安定して検出
拡大機構が不要になり、安全性が向上
担当者のコメント
本事例をはじめ、エレベーターに関する国の安全通達以降、多くの制動機メーカー様で「精密位置決めスイッチ」の採用が決まりました。
「微小動作検出のための拡大機構を、ワザワザ作るはめになった…」
「取付け調整に多くの時間をとられた…」
など多くのお客様が、微小動作の安定検出に関して、同じ悩みをお持ちです。
試用評価用のサンプルの貸出しも可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
本事例でご紹介した製品はこちら
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