【事例】精度の高い位置決めを、低コストで実現
縫製業界
アパレル生地の国内生産で高い品質を誇る、繊維メーカー様です。
ニット生産部門のご担当者様より、自動編み機のボビンの「位置決め」に使用しているセンサーについてご相談をいただきました。
目次
お客様の課題
ニット生地の生産に使用する、自動編み機のボビンの位置決めに、「近接センサ」をお使いでしたが、繰返し精度が50μmと低く、生地の品質にムラがでてしまいお困りでした。
ボビンから糸を均一に送り出すためには、ボビンの精密な「位置決め」 が重要なのですが、自動編み機一台につき、100個以上のボビンを使用するため、高額なセンサーは採用できません。
「近接センサ」と同程度の価格帯で、精度の高いセンサーを探していたところ、当社の製品を見つけられ、お問い合わせを頂きました。
課題のポイント
近接センサの精度が低く、製品の品質にムラがでてしまう
検出箇所が多いため、高額なセンサーが採用できない
メトロールのご提案
従来、「近接センサ」には、『応差』と呼ばれる、ONとOFFとの間に生じる不感帯があり、繰返し精度は50μm程度が一般的で、精度を求められる精密位置決めには不向きです。
メトロールの「精密位置決めスイッチ」は、「近接センサ」と同価格(2,800円〜)でありながら、繰返し精度5μm、10倍以上の精度を発揮します。
精密部品のみで構成されている機械式なので『応差』がなく、僅かなボビンの動きも、確実に検知することができます。
採用結果
5μmの繰返し精度で、ボビンの位置を確実に検知
近接センサと同価格帯で、低コストを実現
担当者のコメント
縫製業界では今回の事例をはじめ、近接センサ/光センサでは検知することが難しい「綿の残量検知」や、「布の巻取りチェック」などにも採用されています。
検出体に接触し検知するため、素材や材質が変わっても、センサーの再調整や頻繁なマスタ合わせが不要です。
ローコスト・高精度センサーをお探しの方は、ぜひ一度メトロールまでご相談ください。
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