接触式変位センサからの置き換えで、大幅なコストダウンが実現
電子機器業界
多品種少量生産に欠かせない、卓上ロボットを製造している、装置メーカー様です。
スマートフォン用ディズペンサー装置の開発ご担当者様より、接着剤塗布時のノズルの「高さ測定」について、ご相談いただきました。
目次
お客様の課題
接着剤ディズペンサー装置のノズルの高さ測定に、「接触式変位センサ」をお使いでしたが、1台5万円以上と高額なため、コストがかさんでしまいお困りでした。
接着剤の塗布前にノズルの高さを測定し、その数値を機械にフィードバックするのですが、塗布量を精密に制御するためにも、1μm以上の高精度が求められています。
スマートフォンの強化ガラス接着用途の拡大に伴い、低コストでノズル高さを計測できるセンサーを探していたところ、当社の製品を見つけられ、お問い合わせを頂きました。
課題のポイント
接触式変位センサが高額なため、コストがかさむ
1μm以上の繰返し精度が必要
メトロールのご提案
常に一定の位置を検出するような、自動化ラインでの計測では、数値表示(変位測定)が不要な場合が多く、「接触式変位センサ」によって、オーバースペックになってしまっている事例が多数あります。
メトロールの「精密位置決めスイッチ」は、高精度ON/OFF信号でノズル高さを検出することが可能です。
接触式変位センサと同精度ながら、約1/10の大幅コストダウンが実現します。
・0.5μm繰返し精度タイプ:10,000円〜/1本
・1μm繰返し精度タイプ:5,000円〜/1本
また、コンタクトの先端を樹脂に変更し、接触力を下げることができるので、スマートフォン強化ガラスに傷をつける心配もありません。
採用結果
数値表示をなくすことで、1/10の大幅コストダウン
0.5μmの繰返し精度が実現
担当者のコメント
自動化ラインや、インラインでの位置決めに、数値表示は本当に必要でしょうか?
本事例のように、高額な「接触式変位センサ」から、メトロールの「精密位置決めスイッチ」に置き換えた事で、コストダウンに成功された事例が多数あります。
「接触式変位センサ」によるコストUPでお困りの方は、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
本事例でご紹介した製品はこちら
高精度MT-タッチスイッチ
0.5μmの繰返し精度!!
自動化ラインでの数値表示の見直しで、1/10の大幅コストダウンが実現します