突切りバイト折れによる材料残りを自動検知
【CITIZEN CNC自動旋盤】CincomL12の画期的オプション機能

このブログではCITIZEN CNC自動旋盤CincomL12にオプションで搭載可能な、メトロールの高精度MTタッチスイッチ『P10DLB-01-17』についてご紹介していきます。
目次
突切りバイト折れによる材料残りを自動検知
突切りバイト折損による材料残りを自動検知し運転を自動停止。工具破損や機械自体のダメージを防ぎます。
材料残りを検知した場合は加工が自動ストップ


▶︎材料は正常にカットされている状態

▶︎突切りバイト破損で材料がカットされていない状態


材料残りを検知するとアラームが鳴り、加工は自動ストップ。


突っ切りバイト破損の警告がモニターに表示されます。


くし場にある刃具が守られました。
タッチスイッチはオプションとして搭載が可能です。
【参考動画】突切りバイト折れによる材料残りを自動検出
CITIZEN Cincom L12に高精度タッチスイッチを搭載することで、突切りバイト折れによる材料残りを自動検出し、くし場の刀具損傷を防止できます。
本記事で紹介した製品はコチラ
製品紹介


高精度MT-タッチスイッチ
アンプ不要でレンジ0.5µmの繰返し精度。IP67で悪環境に強い
精度と耐久性においてスイッチ最上位モデル。
水・油・クーラント、切粉が飛び散る悪環境下での精密位置決めが実現。
モノタロウ・ミスミで類似製品購入はこちら
高精度 MTタッチスイッチの一部ラインナップはモノタロウ・ミスミから購入できます。
・モノタロウ
・ミスミ
その他オプション、カスタマイズのご要望は お気軽にお問い合わせください。
シチズン加工機紹介


主軸台移動形CNC自動旋盤
Cincom L12X
Y2軸を追加して、さらなる高機能化を実現するX型登場
背面主軸にY2軸を搭載することにより、背面加工を強化。工程配分の自由度を向上させるとともに、ツール最大搭載本数を最大38本としました。
- 斜め穴加工が可能な「角度調整式端面スピンドル」をはじめとした多彩なツーリングレイアウトにより、さまざまな加工に対応
- 背面主軸の駆動方式にビルトインモータを採用し、最高回転数12,000 min-1を実現。加減速時間を短縮し、生産性を向上
- 切りくずを分断する独自の技術「LFV」のモード1、モード2、モード3 に対応