印刷機のドラムのズレを、ミクロン単位で制御

印刷機械業界

業務用の輪転機を製造している、大手印刷機械メーカー様です。
機構の設計ご担当者様より、印刷ドラムの位置制御について、
ご相談いただきました。

お客様の課題

業務用の輪転機で印刷をする際、CMYK各色のドラムがズレてしまいお困りでした。
僅かなドラムのズレでも印刷品質にムラが出てしまいます。

以前は、反射型の「光ファイバセンサ」を使用し、ドラムの位置を制御されていましたが、
精度が20μm程度と低く、ドラムのズレをミクロン単位で制御することができませんでした。

製品改良のため新たなセンサをお探しのところ、当社営業が訪問した事をきっかけに、
お問い合わせをいただきました。

課題のポイント

輪転機ドラムがミクロン単位でズレ、印刷品質が低下

メトロールのご提案

「光ファイバセンサ」には、検出位置と信号反転位置との間に、応差と呼ばれる20μm程度の不感帯があるため、精密な位置制御には向いていません。

メトロールの「精密位置決めスイッチ」は、精密機械式の接点構造のため応差がなく、
1μmの繰返し精度を発揮。

輪転機ドラムのズレをミクロン単位で制御し、印刷品質の向上が実現します。
また、「光ファイバセンサ」に比べ、価格は1/2程度と低コストで導入することができます。

採用結果

輪転機ドラムの高精度位置制御で、印刷品質が向上

担当者のコメント

今回ご紹介した「精密位置決めスイッチ」は、自動編機のボビンや、コンベア搬送物の位置制御など、「光ファイバセンサ」では難しかった、装置内の高精度位置制御に多数ご採用いただいています。

センシング・位置制御でお困りの方は、ぜひ一度メトロールまでご相談ください。

本事例でご紹介した製品はこちら

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