【事例】卓上ロボットのZ軸の熱変位を、ミクロン単位で補正
装置業界
電子基板用の卓上ロボットを製造している、装置メーカー様です。
自動ハンダロボットの設計ご担当者様より、ハンダヘッドのZ軸の熱変位補正について、ご相談いただきました。
目次
お客様の課題
自動ハンダロボットのハンダヘッドのZ軸が、ロボットの自己発熱によりミクロン単位でズレてしまい、お困りでした。
ハンダヘッドと基板の高さ位置がズレると、ハンダを正確に塗布することができず、不良品の原因となります。
Z軸の位置を、高精度で検出することができるセンサをお探しのところ、当社サイトをご覧いただき、お問い合わせいただきました。
課題のポイント
ハンダヘッドのZ軸の熱変位により、ハンダ不良が発生
メトロールのご提案
機械の自己発熱や、昼と夜の温度差など、熱変位による位置精度の低下は、
避けて通ることができません。
「精密位置決めスイッチ」は、ハンダヘッドZ軸の熱変位を0.5μmの繰返し精度で補正。
精密機械式の接点構造のため、精度が高く、正確なハンダ塗布が実現します。
採用結果
ハンダヘッドのZ軸の熱変位を、0.5μm精度で補正
正確なハンダ塗布が実現
担当者のコメント
今回ご紹介した事例以外にも、XYテーブルのステージの「熱変位補正」や、接着剤ディスペンサーのノズルの「位置決め」など、ロボット業界での採用実績も多数あります。
機械の熱変位補正でお困りのお客様は、ぜひメトロールまでお問い合わせください。
本事例でご紹介した製品はこちら
高精度MT-タッチスイッチ
0.5μmの繰返し精度!!
電子部品を使用しない「精密機械式」、高精度に熱変位を補正します