【事例】近接センサからの置き換えで、仲介アクチュエータを削減
装置業界
産業機械を製造している、装置メーカー様です。
生産技術のご担当者様より、エンジン組立時の部品の有無検知について、ご相談いただきました。
目次
お客様の課題
「近接センサ」にアクチュエータを仲介して、部品の有無を検知されていましたが、センサの取付けスペースとコストが問題になり、お困りでした。
部品の材質は、鉄やステンレスなど様々で、「近接センサ」単体では、材質によって検出距離が変わるため、誤検知が多発してしまいます。
そこで、「近接センサ」にアクチュエータを仲介して接触させることで、ワークの有無を間接的に検知していました。
しかし、アクチュエータをひとつのユニットとして設置することで、取付けスペースが大きくなり、コストもかさみ、設計上の課題となっていました。
課題のポイント
部品の材質により、「近接センサ」が誤検知
アクチュエータを仲介することで、スペースとコストがかさむ
メトロールのご提案
「近接センサ」は、ワークの材質によって10μm単位で検出距離が変化するため、様々な材質のワークの検知には向いていません。
そのため、材質の違う複数のワークを検知するためには、アクチュエータなどの仲介機構が必要でした。
メトロールの「精密位置決めスイッチ」は、接触式のON/OFFスイッチでありながら5μmの繰返し精度、1000万回の耐久性を実現。
ワークに直接接触し検知するので、検出体の材質による誤検知はありません。
また、先端子を自由にカスタマイズできるので、様々な形状のワークにも対応可能。
1本2,800円〜と低価格で、コストダウンも実現します。
採用結果
ワークに直接接触し安定検出、材質の影響を受けない。
仲介アクチュエータ不要で、装置の省スペース化・コスト削減が実現
担当者のコメント
「製造ラインでのワークの有無検知は、非接触式が最適…」と思い込んでいませんか?
「近接センサ」はワークの材質により動作点が変わるため、製造ラインによっては誤検知が発生するケースが多々あります。
ワークの有無検知でお困りの方は、ぜひ一度、メトロールにお問い合わせください。
本事例でご紹介した製品はこちら
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