「エアセンサ」からの置き換えで、自動車部品の加工不良を未然に防止
自動車業界
大手自動車メーカー向けに、ヒートシンクを製造している、精密部品メーカー様です。
製造ラインのご担当者様より、ロボットアームによるワーク搬送時の「着座確認」について、ご相談いただきました。
目次
お客様の課題
CNCマシニングセンタでヒートシンクを精密加工する際、
ロボットアームで、パレットチェンジャーにワークを搬送し、
「エアセンサ」でワークの着座確認をされていました。
着座の検出距離を100μmに設定されていましたが、
「エアセンサ」の繰返し精度が低く、着座不良による加工不良が頻繁に発生し、お困りでした。
±1μmの繰返し精度で着座を検出できるセンサをお探しのところ、
当社営業の訪問で、製品に興味を持っていただきました。
課題のポイント
100µmのワーク浮き上がりを、確実に検出したい。
メトロールのご提案
加工不良の防止には、加工前のワークの精密な『着座確認』が重要です。
従来の「エアセンサ」は、ワークの『有無検知』に使用されるため、
信号点のバラつきが大きく、安定した『着座確認』ができません。
メトロールの「エアマイクロセンサ <ロングレンジ形>」は、
100μmの浮き上がりを、±1μmの繰返し精度で確実に検出。
正確な着座確認により、加工不良を防止を実現します。
採用結果
100μmのワーク浮き上がりを、±1μmの繰返し精度で確実に検出
担当者のコメント
今回ご紹介した「エアマイクロセンサ」は、自動車用のABSアクチュエーター部品や、
エンジン用クランクシャフトなど、高い精度が求められる自動車用精密部品の加工ラインで数多く採用されています。
営業訪問によるデモ実演で、実際の精度をご確認頂くことも可能です。
自動車用精密部品の『着座確認』でお困りの方は、ぜひお問い合わせください。
本事例でご紹介した製品はこちら
エアマイクロセンサ《ロングレンジ形》
従来の空圧式「ギャップセンサ」の常識が覆る!
治具とワークの精密密着/着座確認が実現します。