タレット旋盤のパイプ材のL寸不良を判別し、全数検査を削減
自動車部品業界
大手自動車メーカー向けに精密部品を製造している自動車部品
メーカー様です。
生産技術のご担当者様より、タレット旋盤によるパイプ材の
L寸不良についてご相談いただきました。
目次
お客様の課題
タレット旋盤で自動車部品用パイプ材を加工する際、パーツフィーダーの精度が低く、
L寸不良が発生しお困りでした。
1万個に1個発生する不良品を、作業者が手作業で全数検査していますが、
人手不足のため、工数を掛けることができません。
全数検査工程を削減する方法をお探しのところ、
当社ホームページをご覧になり、お問い合わせをいただきました。
課題のポイント
1万個に1個発生する「L寸不良」の全数検査をなくしたい。
メトロールのご提案
メトロールの「ワイヤレス寸法判別スイッチ」は、2.4GHz帯の無線通信を採用。
クーラントが飛び散るタレット旋盤の悪環境下でも、安定した機内無線計測が可能です。
加工前にワークのL寸不良を判別し、不良品を切り捨てることで、全数検査の削減が実現します。
採用結果
「ワイヤレス寸法判別スイッチ」による機内無線計測で、L寸不良を加工前に切り捨て。
不良品が無くなり、全数検査が不要に。
担当者のコメント
今回ご紹介した「ワイヤレス寸法判別スイッチ」は、タレット旋盤のバー材のL寸不良判別をはじめ、機械の熱変位補正などタレット旋盤の加工不良撲滅にゾクゾク採用いただいております。
タレット旋盤のワークのL寸不良でお困りの方、ぜひ一度メトロールにご相談ください。
本事例でご紹介した製品はこちら
CNCタレット旋盤用ワイヤレス寸法判別スイッチ
1μm繰返し精度で、バー材のL寸不良の発生を未然に防止。
ワイヤレスだから、旋盤のツールホルダーに後付けが可能。